アイデンティティのための恋愛

今日は、「アイデンティティのための恋愛」をご紹介します。

思い当たる人も多いと思います。

「アイデンティティのための恋愛」は、近年の若者に多く見られる恋愛のスタイルとして、教育心理学者の大野久氏が主張したものです。

5つの特徴があります。

・相手からの賛美・賞賛を得たがる。

・相手からの評価が気になる。

・しばらく付き合うと、呑み込まれる不安を感じる。

・相手の挙動から目が離せなくなる。

・結果として多くの場合、交際が長続きしない。

大野氏は、これらの特徴を持つ恋愛を「アイデンティティのための恋愛」と名付け、相手に愛情を注ぐ他者愛よりも、自分を認めて欲しいという自己愛が上回る「身勝手な恋愛」であるとしています。

このような恋愛は、アイデンティティ(自分は何者で、どこに向かって生きているのか)が未発達な若者が、恋人からの賞賛や評価で、安直にポジティブな自己像を作り上げようという心理から生まれます。

当然ながら、このような空虚なポジティブ評価だけでは、本来の自分に自信を持つことはできません。

結果として、相手の行動を疑ったり、不安を抱えたりして、その恋愛は破綻してしまうのです。

もう一度整理すると、アイデンティティのための恋愛では、自分がどう思われているかが気になり、確かめたがります。

「好きだよ」とか「愛してるよ」など、常に言われていないと気がすまないのに、自分からはそうした言葉をかけません。


しかし、いくら「好き」と言われても満足できず、そのうちに、「自分は嫌われているのではないか」という不安が増し、強い嫉妬心を抱き始めます。


相手の自由を束縛するようになり、ちょっとしたことでも、「ほかに好きな人ができたのかもしれない」と思い込み、相手に詰め寄ります。

これでは恋愛が長続きするわけがありません。

仮に別れない場合でも幸せにはなれないでしょう。

長くなるので明日に続きます。

では

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