マタハラの問題

一昨日の文章のやや続きで、今日はマタハラの話をします。
 
マタハラがどのようなものかは説明する必要はないと思います。
 
ただ、マタハラは必ずしも男性が女性に行うものではありません。
 
女性の上司や同僚が、妊娠・出産する女性社員をいじめることが結構あるようです。
 
自分自身が出産を経験したある程度の年齢の女性が「私たちの若いころは・・・それにひきかえ最近の若い女性は・・・」式の話でいじわるをする。
 
また、他の女性の同僚たちもジェラシーから嫌がらせをすることがあるんです。
 
女性の敵は女性自身と言われるゆえんですね。
 
ところで、マタハラ問題が取り上げられる時は、大抵の場合、大会社が想定されているように思います。
 
しかし、本当にこの問題が深刻なのは中小企業でしょう。
 
私はパリで小さな会社を経営していましたが、従業員8人程度の規模だと1人が出産や育児で休暇を取ると死活問題なんです。
 
その間の給料は払わなければいけないし、代わりの人間を雇わなければならない。
 
しかも休暇を取った社員が経験のある優秀な社員だったりすると、代わりの人間では完全に穴が埋められません。
 
当然、しわ寄せが来ます。
 
そうした事態に備えなければいけないというのは理想論で、普通の会社にはそんな体力はありません。
 
そうなればどうしても雇用する時に考慮せざるを得ない。
 
面接の時に妊娠するなと言われたとの話を聞いたことがありますが、確かにひどいことだとは思うものの、会社側の気持もわからなくはありません。
 
女性に対しては当然ですが、会社に対してもある程度の考慮をしないとマタハラ問題はなくならないでしょう。

では

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