
今日は昨日触れたマインドコントロール*について少し詳しく説明します。
*昨日の文章では、園監督がやっていたことを一種の洗脳と書きましたが、正確にはマインドコントロールですね。
世間では洗脳とマインドコントロールは混同して使用されることが多いようですが、細かく云えば違うので(煩雑ですので説明は省略します)、マインドコントロールに訂正します。
そうえば、昨日紹介した映画「冷たい熱帯魚」の主人公も明らかにマインドコントロールされていました。
主人公は自分のしていることが悪いとわかっていても、逆らえないのですから。
カルト宗教の信者が、一般の人々から見るととても信じられないような教えを、固く信じ込んでいることがありますが、これもマインドコントロールの結果です。
「私はマインドコントロールなんかされない」と思っている人も結構いるようですが、多くの場合、それは根拠のない自信でしかありません。
実際には結構マインドコントロールされやすい人だったりします。
では、マインドコントロールされやすい人の特徴を上げましょう。
真面目、優しい、騙されやすい、ハマりやすい、流されやすい、意見が言えない、
思い込みが激しい、惚れっぽい、一途、人の話を聞かない、
そして、ネガティブ、自信がない、コンプレックスがある、寂しがり、トラウマがある、
といったところです。
これだけあると大抵の人はどれか一つにあてはまると思いますが、実際、マインドコントロールされない人間はいないといわれています。
されにくい人はいますが。
そして、マインドコントロールのやり方ですが、通常、3段階で進められます。
まず「解凍」で、その人が持っていた信念や信条を壊し、さらには人格まで徹底的に破壊します。
その時には、長い尋問をしたり、沢山の人からの批判に曝したりします。
悟りを得るためと称して、過酷な修行(水風呂や熱湯風呂、長時間わたる不眠等)を押しつけることや、暴力に訴えることさえあります。
そして、新たな信念や人格を刷り込む「変革」が行われます。
言ってみれば精神が初期化されてしまっているので、とんでもない考えでも植えつけることができるわけです。
そして、これを固定化する「再凍結」が行われます。
いったん再凍結されると、解除は非常に難しくなります。
専門家による長い時間をかけた治療が必要なのです。
実は、こうしたマインドコントロールはいわゆるブラック企業にも見られます。
人込みの中で大声で叫ばせるとか、とんでもないことを強要する研修がありますよね。
また、夫婦や恋人の間でも意図的かどうかは別にして、マインドコントロールが行われていることがあります。
暴力を振るう夫から離れられない女性が一つの例です。
園監督のケースもこれにあてはまるでしょう。
それでは、マインドコントロールされにくい人とはどんな人でしょう。
まず、自分の軸をしっかり持ち、意思や意見がはっきりしている人は流されないので、マインドコントロールされにくいようです。
また、マインドコントロールは視野が狭くなることでかかりやすくなります。
視野が狭くなるとそれが正しいか悪いか判断する材料が少なくなるため、一度正しいと思ってしまうとそれが間違っていても修正できなくなってしまいます。
いろいろな人の意見を聞き、物事を客観的に見ることで間違いに気付けることもありますので、第三者の意見を聞くことが大切なのです。
皆さんもマインドコントロールに狙われる機会がないとは言えませんので、おかしいなと思ったら、手遅れになる前に逃げてください。
では
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