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昨日の続きです。
なぜ妻たちはこんなにひどいことを「旦那デスノート」に書き込むのでしょうか。
「旦那デスノート」の管理者は、以下のように説明します。
「女子会のガールズトークでは、さすがにここまでは言えません。
夫をこれほど罵倒していると、そんな夫を持っている自分が惨めに思えて、自らのプライドが傷ついてしまうんです。
匿名を担保されたネットならではの言説ですね」
しかし、それなら離婚すればいいのになぜしないのでしょう。
2つの理由が考えられます。
〇離婚後の経済的不安
「旦那デスノート」の管理者の説明は、以下のとおりです。
「独身時代より生活水準は上がっていますから、その水準を手放せない。子供がいれば、なおさらでしょう。
さらに、夫がごねれば手続き上の手間もかかります。夫が死んでくれれば、未亡人として死亡保険金を受け取れるし、離婚の手間も省ける、そんな心理が潜んでいるのです。
また、子ども2人で離婚する時期が、子供がまだ幼い頃であればフルタイム正社員で働くのも簡単ではありません」
〇離婚による子供への精神的影響の不安
もう1つの離婚への不安は、子供への影響です。
離婚などの家庭状況が複雑な子供が、家庭内での行き場をなくして非行などに走る例をときどき目にします。
特に、精神的なトラブルの増加や精神病の罹患率が上がるや成績の低下が指摘されています。
主にこれらの理由から、妻たちは離婚せず、「旦那デスノート」で日頃の旦那への不満やイライラを吐き出してストレスを発散し、また家事や仕事、育児を頑張る日常に戻るわけです。
ある人間科学研究者はこう語っています。
「夫へのストレスを抱える女性に向けて講演する際、『夫の殺し方を想像してみましょう』と投げかけると大いに盛り上がりますよ。
ただ、これだけ過激な思考をしている妻が、実際に家庭内で旦那に激しく不満をぶつけているかというと、そうでもない。家庭では表面上いたって貞淑な妻を演じているのです」
「旦那デスノート」がなくなると、妻たちはストレス発散の貴重なツールを失うことになります。
そうなれば、妻たちは別の方法でストレスを解消しようとするでしょうし、とんでもない事態にならないともかぎりません。
やはり「旦那デスノート」はガス抜きのために残しておくべきなのでしょう。
ちなみに、「旦那デスノート」は書籍化されています。
「永遠の愛を誓い運命の人と信じたばかりに結婚した相手は、最低最悪のゲス夫だった! そんな妻たちの魂の叫び、秘めた復讐心を吐き出した投稿サイトを書籍化した『だんなデス・ノート』(宝島社)が話題です。共感必至、厳選傑作をお届け!」
興味がある方は読んでみてください。
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