一夫多妻設定に激怒のフェミニスト

「鬼滅の刃」の遊廓編が始りました。

私はアニメ好きで、中でも「鬼滅の刃」が大好きなのです。

もちろん、大ヒットした劇場版も見に行きました。

もう大感動、煉獄さんは理想の人間像ですね。

それはいいとして、ツイフェミさんが、この遊廓編のメインキャラの一人である宇随天元さんにブチギレています。

「鬼滅の刃のアニメ第2期が始まったみたいだけど、主役の宇随ってキャラが奥さん3人もいる一夫多妻って設定知って吐き気がしたわ。舞台が遊廓ってだけで散々騒ぎになったのに制作側は女性蔑視を助長したいの?もう意図的にフェミニストを煽ってるとしか思えない。抗議レベルだわ本当」

ううむ、なんと言うか、よくわからない意見ですね。

なぜ一夫多妻の設定が駄目なのでしょう。

そんなことをいい出せば、ほとんどすべての時代劇がNGになります。

戦国武将や徳川家の歴代の将軍等、昔は権力者が妾を持つのは当たり前のことでしたからね。

もちろん、権力者じゃなくても金持ちは妾を抱えていました。

ちなみに「鬼滅の刃」は大正時代の話ですが、当時も、なんなら現在でも愛人がいるなんて珍しいことではありません。

まあ、確かに、一夫多妻は現代日本では法律で禁止されています。

しかし、世界には認められている国が沢山あります。

イスラム教国、そして、アフリカの多くの国ですね。

さらに、基本的にキリスト教は一夫多妻を禁じているものの、宗派によっては認められています(ミュンスター再洗礼派、モルモン教等)。

ツイフェミさんは、これらの国や宗教の持つ文化や価値観を否定するのでしょうか。

それなら、アニメなんか攻撃していないで、堂々とその旨を述べて、イスラム教やモルモン教にきちんと抗議すべきでしょう。

ついでに書いておくと、「舞台が遊廓ってだけで散々騒ぎになったのに・・・、遊郭は悲惨な性被害の現場ですよ、負の歴史を美化してはいけまけん」(原文ママ)とのことですが、遊廓を舞台にした小説、映画、ドラマ等々は沢山あります。

その中には名作も多数ありますが、こうした作品の公開をすべて禁止させ、今後は遊廓や花街を舞台とするすべての作品に抗議するつもりなのでしょうか。

大体、ストーリーの展開する場所が遊廓だというだけでは、負の歴史を美化していることにはならないと思うのですが。

結局、ちょっと目についた目立つものにだけ、脊髄反射的に飛びついて文句をいっているだけなのでしょうね。

とにかく「鬼滅の刃」の制作者のみなさんにはこうした雑音に耳を貸さず、楽しい作品を作っていただきたいものです。

では

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