性差別発言と儒教精神

この記事は音声でもお聞きいただけます。ぜひ、聞いてみてください。

昨日取り上げたムーギー・キ〇氏の文章についてもう少し書きます。

彼はデートの相手の男性について、以下のように述べています(要約して引用)。

-一方、女性視点でいえば、相手の男性が、何かにつけて「自慢話」ばかりをするような人は要注意だ。

二流の男性に限って、「小さな自分をより小さく見せる自慢話」ばかりするものだし、そういう男性はTPOをわきまえないバカでかい声で、本人以外永遠に笑わない「セルフ笑い話」に花を咲かせがちである。-

これは自分自身のことをいっているんじゃないかなぁ。

上から目線で他人を「二流」だなんだと決め付けるのは、要するに自慢話でしょう。

俺は一流だといいたい。

多分、彼のジョークも「セルフ笑い話」なのでしょうね。

この手の人間は自分のことがまったく見えてませんから。

そして、こう続けます。

-女性の「対人依存度」が露呈するのが、最初のデートの食事の際の「お会計タイム」である。

付き合っている恋人関係ならまだしも、最初のデートからお会計タイムで、カバンの中の財布を探すふりをして、「あっ、ここは僕が払うよ」という一言を心待ちにするのは、二流の所業であろう。

ちなみに、欧米の人ないし欧米で長らく過ごした女性に、安易に自分がおごろうとすると、「セクシスト(性差別者)扱い」される危険があることも知っておいてほしい。

ちなみに、これは余談だが、海外の標準から考えると恐ろしいくらい、日本では「女性を軽視したセクシスト(性差別者)発言」がまかり通っていることに警鐘を鳴らしたい。

先日、日本のテレビ番組を見ていて驚いたのは、某有名お笑いタレントが、「あの女」「女の扱い方」という言葉を連発していたことだ。

この「あの女」という表現自体、一発アウトな表現である。女性を「扱う」というモノ扱いする、少なくとも劣位にとらえた「女の扱い方」などという表現が、公共の電波でゴールデンタイムに流れるのは、「性差別への配慮」という意味で完全に二流のテレビ番組だといえるだろう。

「お笑い芸人の冗談」というコンテクストにおいても、そういう「性差別発言」は今後決して受け入れられない社会になっていくはずだ。-

まあ、この意見に関しては私も賛成です。

日本の「性差別発言」は本当に酷い。

しかし、前からいっているように、「海外の標準」という言い方は、彼のようなインテリ気取りの人間にしては不用意ではないでしょうか。

世界の4分の1を占めるイスラム教圏やアジア、アフリカ等の国のことを考えていない。

これらの国々ではどのように女性を遇しているかを見ないと。

それに、日本には儒教精神が今も色濃く残っていることも考えないといけません。

この儒教の男尊女卑の考え方が上記の某有名お笑いタレントの発言にも現れ、反対に女性の「対人依存度」にも影響しているのだと思います。

そして、これは非常に根強いものですから、表面的に取り繕っても、完全になくなることはないでしょうね。

では

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