なんでも、プロeスポーツ選手の｢たぬかな｣（チーム「CYCLOPS athlete gaming」所属）という方が、インターネットのライブ配信でなかなか素敵な発言をして、大炎上したそうです。
以下に簡単に説明します（ネットニュースより）。
たぬかな選手は、自宅でUberEatsを利用した際に、若い男性配達員から連絡先を尋ねられました。
彼女は、恐怖を抱き、対応に困ったとしながら、配達員の身長が165センチほどだったことで相手に興味が持てなかったとのこと。
そして、「165はちっちゃいね。ダメですね。170ないと、正直人権ないんで。170センチない方は『俺って人権ないんだ』って思いながら、生きていってください。骨延長の手術を検討してください。『骨延長手術』で調べてください。170あったら人権がちゃんと生まれてくるんで」と持論を展開。
なるほどねえ、私には人権がなかったんだ。
今まで、うすうす感じてはいましたが、やっぱりねえ、認識不足で申し訳ありませんでした。
そして、この発言が大炎上したため、たぬかな選手は以下のように謝罪しています。
「私の配信中における発言は、決して許されないものであり、自分の認識の甘さが招いたことであると重く受け止めております。 この件により皆様を失望させてしまったことについては、弁解の余地もございません。プロeスポーツ選手として、また社会人としてあるまじき発言をしたことについて深く反省し、皆様を裏切ってしまったことについて、深くお詫び申し上げます」
しかしその後、ネット掲示板に「謝ってんだからもうよくね チビと貧乳が発狂してるだけじゃん」と他人のふりをして投稿していたことや、過去には「Aカップの女性に人権はない」「低所得で正社員にもついてないような社会のゴミオブゴミ」「生きとる価値もない。自殺しろ、おい自殺しろ」と数々の暴言を吐いていたことが発覚しています。
ううむ、なかなか元気な女性ですね。
この騒ぎを見て、ブロードメディアeスポーツ社は公式サイトで「『たぬかな』選手との選手契約解除のお知らせ」を発表。
さらに、たぬかな選手を後援するレッドブル社も公式サイトから同選手を紹介するページを削除しています。
しかし、解雇とは随分厳しい。
この程度のことは叱責か謹慎でいいでしょう。
私は、eスポーツのことは何も知りませんし、彼女がどの程度の位置にいるかもわかりませんが、ある程度の成功を収めていい気になっていたのでしょうね。
一種の万能感というか、それでいろいろ口走ってしまった。
しかし、そんなことはよくありますし、昔はもっとひどかったような気がします。
それから、処分についても、上に書いたように重すぎるんじゃないかな。
たとえば、坂上〇さんは｢俺はとにかくブスが嫌い」「ブスは家から出るな」といった発言をしていますが、何の処分も受けていません。
また、最近では菅直〇さんが、日本維新の会を創設した橋下徹氏について「ヒトラーを思い起こす」と発信しています。
私なんかヒトラーという歴史的極悪人になぞらえるなんてことのほうがよほどひどいことだと思うのですが、彼も何の処分も受けず、謝罪さえなし。
個人に対する明らかな名誉棄損なのに。
ところで、身長170センチ発言には大きな反応がありましたが、｢Aカップの女性に人権はない｣発言にも、傷ついた女性が結構いたんじゃないかな。
なぜ誰も、特にフェミニストたちは文句をいわないのでしょう。
女性が発信したからでしょうか。
だとすれば片手落ちとしかいえないですね。
最後に書いておくと、発信をする人たちはテレビやラジオの生放送やYou Tube等でのライブ配信には注意したほうがいいでしょう。
私の印象ですが、最近は簡単に炎上する上に、今回の例をみてもわかるように、厳しい処分が下されるようになっているからです。
解雇されたり、スポンサーを失ったり、下手をすると人生が台無しになるなんてことがないようにしてくださいね（余計なお世話）。
では
